加工工程

加工は経験・実績が求められる重要な工程です 素材や環境によって染料や助剤の濃度や配合をかえる必要があるため、熟練の経験と知識が品質向上の必須条件です。
染色には、糸を染めてから生地を織る先染めと、生地を織ってから染める後染めがあります。
当社は、生地を織ってから染色する後染めです。
これには白生地を浸けて単色に染める浸染(しんぜん)となります。

メリットは、
・納期が短く、小ロットで流行や売り上げに対応できる
・大量生産でき、安い
デメリットは、
・先染めに比べると色彩に深みがない

1.ビーカー試験

赤・青・黄の3原色から無限の色を表現。
長年にわたって蓄積してきた色のカルテは約1万色。
日々、新たな色づくりに挑戦しており、その可能性は無限です。
また、耐洗濯性、耐光性などに優れた染料を使用し、常に高品質な染色を約束します。
本番前に色見本を作成してから加工します。

2.ミシン場

お客様より投入された原反をミシンで繋ぎあわせ、ロールに巻きつけます。

3.ジッカー染色

90度以上の湯と染料で染色。精錬→晒→染→水洗いとなります。

4.シリンダー乾燥

ドラムの中を蒸気が通り、その熱で生地を乾かします。

5.テンター

染色で縮んだ生地をお客様の希望巾に合わせます。

6.検反

汚れ、色ムラがないかチェック。